S T O R Y . ▷
ineyはどんな活動をしているのか
はじまりは、小さな教室から
花の魅力を知ってもらおうと、教室を開いた。
スキルや型を教える教室と言うよりは、そんなワクワクを体感できるシェア会を開きたかった。
シェア会では、ただ花に触れることを楽しんでもらいたく、あえてデザインのルールは設けなかった。
フラワーデザイン唯一のルール
いつも花と丁寧に接すること
花に無理な力を加えたりすると、すぐに弱ってしまう。 下処理をする時、束ねる時、ディスプレイする時、配達する時、いつも花の気持ちになることが大切。 花や葉の向き、枝ぶりなどをよく観察し、自然のままに、束ね、生ける。
そうすることにより、そのブーケは自然の生き生きとしてくる。
これをフレンスでシャンペトルスタイルという。 シャン=野原 田園風と訳せる。 野原で摘んできたように、束ねる。
このスタイルが最も好きだ。
最近は、リヤカーで路上や、マルシェで販売して、より広く知ってもらう活動をしている。
めいっぱい花を生け込み、長い枝や、足まで届きそうなツルの植物もあったため、まるで花か森かが動いているように見えた。
路上では大変目立ち、『これは何という花?』などとよくご婦人達に声をかけられた。
交差点越しに気になって、わざわざ渡ってきてくれたお客様もいた。